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バレエの舞台を観る

バレエの舞台を観る

私自身が、バレエの舞台を観ることがものすごく好き、
というタイプではないのですが、
やはり、バレエを習っている以上、
多少は舞台を観たり、
DVDやテレビ放映でもいいですから、
バレエの「舞台芸術としての姿」に触れたほうが、
自身の上達、という点でもプラスになると思います。

やはり、バレエは「舞台で見せること」を前提とした踊りなので、
日々のレッスンの意味も、最終的にそこに結びついているわけです。

もともとバレエが好きで好きで、
招聘公演もたくさん観ているし、
フランスやロシアにも行っている、
という人には、もう何も言うことはありません。
これからも、「観て、踊る」ことをぜひ、楽しんでください。
自分が習うようになると、また、見方も変わって、
楽しみが何倍にもなると思います。

今までバレエの舞台を観たことはほとんどない、という人が、
バレエを習いたい、と思うことがあるのか?不思議ですが、
実際に、そういう友達もいます。

では、今まであまりバレエを観たことがない人が、
どういう舞台から観るのがお勧めか、についてです。

私は日本国内のバレエ団は、十分、バレエの素晴らしさは感じられると思います。
お値段も招聘公演よりはお手ごろですから、
ぜひ、良い席で見ましょう。
首都圏の人なら新国立劇場バレエ団が良いと思います。
さすが国立だけあってセットや衣装が贅沢ですし、
人も多いのでコールドバレエ(群舞)が充実しています。
これぞ、クラシックバレエ、という王道の美しさがあると思います。
あまり小さなバレエ団の公演だと、
踊り以前に、衣装やセットでガッカリすることもありますので・・・
特に「眠りの森の美女」はバレエ団の財力が試される演目なのだそうです。

(私はバレトマニアではないので、
国内バレエ団は、新国立は、というような突っ込みはナシでお願いします)

もし、通おうかな、と思っている教室が
バレエ団付属のスクールなら、もちろんそのバレエ団の公演を観ましょう。

作品は、ご自分の興味のあるものを観ればよいのですが、
最初はガラ公演のような、一場面を切り出したものではなく、
全幕で観たほうがよいかな、と思います。

「白鳥の湖」は、ギャグにも使われるくらい「超・有名」作品ですが、
白鳥の衣装も踊りは、クラシックバレエの中では少し異色です。

王道・クラシックでは「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」、
もう少し庶民的で元気のあるものなら「ドンキホーテ」「コッペリア」
など。

19世紀に盛んであった、ロマンティックバレエの代表作、「ジゼル」は、
「地面との接点をギリギリまで少なくした、妖精の動き」が、なるほど、トゥシューズを履くことで表現されるのだなあ、と分かりますし、
クラシックバレエの様式美とはまた違う、演劇的なところが面白いです。
「ジゼル」同様にヒロインが途中で死んでしまい、
精霊となって登場する「ラバヤデール」もエキゾチックな雰囲気が楽しめます。

「ロミオとジュリエット」は、
吉田都さんのロイヤルバレエ団引退公演でも踊られましたが、
「ドラマティックバレエ」という、クラシックとはまた少し違ったジャンルの作品になります。が、テクニックとしてはクラシックと同じなので、
同じように文学作品をテーマにした「マノン」「椿姫」など、
王子様、お姫様の世界ではないものを見たい、という方に。

変わった作品では、スターダンサーズバレエ団の「ドラゴンクエスト」があります。
クラシックバレエの様式で、音楽はゲームの音楽をオーケストラ用に編曲し、
騎士、姫、魔法使い、魔王、というアドベンチャーファンタジーの世界をバレエにしています。公演がしょっちゅうあるわけではありませんが、DVDが出ています。

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